softbank 新商品発表会 通信インフラ事業

ソフトバンクは新製品発表会で3つの通信インフラ事業に関して解説した。

■Softbank 4G

Softbankの次世代高速通信技術に関して発表した。その名も「Softbank 4G」
通信規格は、ウィルコムから承継した2.5GHz帯を使用する広帯域移動無線アクセスシステム「XGP」から発展させた「AXGP」（Advanced eXtended Global Platform）によるデータ通信サービス。
海外でも導入が進む次世代通信規格の1つである「TD-LTE」と100%互換する。
通信速度は下り業界最速の最大110Mbpsで、上りは最大15Mbps。

ドコモのXiやKDDIのWiMAXの倍以上の速度。
11月1日よりサービスインする
提供エリアは、11月1日のサービスインの時点では、東京・大阪・福岡の一部地域となり、2011年度末には札幌市、さいたま市、千葉市、東京23区、横浜市、川崎市、名古屋市、大阪市、神戸市、福岡市、北九州市、およびそれら周辺都市に拡大される予定となっている。
2012年度末までには全国の政令指定都市の人口カバー率を99％を目指していく。

第1弾商品は「ULTRA WiFi 4G SoftBank 101SI」（セイコーインスツル製）

次世代ネットワーク「SoftBank 4G」に対応し、下り通信速度最大76Mbpsの高速通信が可能なモバイルWi-Fiルーター。
下り最大42Mbpsの「ULTRA SPEED」にも対応し、幅広いエリアにてWi-Fiのアクセスポイントとして利用になっている

• 下り最大76Mbps
• ULTRA SPEEDに対応(自動切換え)
• 同時に10台まで接続可能
• 電池2個同梱(10時間)

■wifiスポット

SoftbankのWi-fiスポットは日本全国で10万スポットを達成。
現在までにauが提供している「au Wi-Fi spot」が現在10,000スポット、docomoが提供している「M-zone」が約6,800スポット設置されていて、他社が10万スポットの設置を目標に掲げている状況の中ソフトバンクは他社に先駆けて10万スポットを達成した。

主要ターミナル駅周辺には多くのWi-fiスポットがすでに設置されている状況になる

• 銀座周辺：1527スポット
• 渋谷周辺：2333スポット
• 新宿周辺：2312スポット

これらのWi-fiスポットはSoftbankの端末で使用することが可能になっている
また、都営地下鉄ではすでに全駅ホームで利用可能、東京メトロでも全駅ホームで利用可能になる予定とした

■基地局

1010年12月に7.6万基地局だったものを2倍にする計画を発表し現在までに16万基地局を達成。

• 2010年12月：7.6万基地局
• 2011年3月：12.2万基地局
• 2011年9月：16万基地局

以前より掲げていた約1年での基地局倍増を達成した形になる
今後も2011年から2012年にかけて合計1兆円規模の設備投資をしていく予定とのことだ。
また、無償提供しているホーム用アンテナのフェムトも6万箇所への設置が完了した
自宅内での圏外の割合をdocomoやauと同じ1%程度まで引き下げた。

softbank 新商品発表会 2011冬-2012春 機種情報

LINK:Softbank 4G(ソフトバンクモバイル)
LINK:下り最大76Mbpsの高速モバイルWi-Fiルーター「ULTRA WiFi 4G SoftBank 101SI」を開発

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