Google Drive 徹底解説 | 話題・人気のスマホアプリやサービスを特集して紹介 | スマホ情報は≪アンドロック≫

Google Drive 徹底解説

[最終更新日]:2012/06/27

 2012年4月24日に発表された Google Drive。Google Drive は、5GBまで無料で使えるオンラインストレージサービス。スマホやPC間で情報共有が可能になるDropbox、SkyDrive等と同系列のサービスだ。「話は聞いたが、使っていない」「登録したけど規約が怖くて使ってない」など、様々あるかと思います。その Google Drive について、優れている点、気になる点、ダウンロードから使い方まで徹底的にまとめていく。みなさんの理解の助けになればと思います。

Google Drive の使い方

オンラインストレージ の優れている点

 そもそもオンラインストレージを知らないという方は、Google Drive を知る前にこちらを理解しましょう。これは、Dropbox、SkyDriveでも共通することです。

  • 数GBの容量を無料で使える。例えば、最近のデジカメの写真1枚が平均2MBほどなので、1GB=1024MBあれば、写真が500枚以上保存できる計算です。5GBなら2500枚以上!

  • ストレージにデータを保存すればあらゆる端末からアクセスできる。すべての端末でデータが同期されるので、スマホで見たもの、編集したものと同じものがPCでも見れる。その逆も可能ということです。
Google Drive

Google Drive の優れている点

では、Google Drive の優れている点を見ていこう。

  • Windows、Mac、Chrome OS、iOS 搭載端末、Android 搭載端末など多彩なアクセス手段。Windowsは、7/Vista/XP。Macは、OS X 10.7/10.6。Androidは、2.1以上。

  • 容量5GBまで無料で使用可能。追加容量は25GB(月額2.49ドル)、100GB(同4.99ドル)、1TB(同49.99ドル)など、月額契約で購入できる9つのプランを提供しており、最大16TB(同799.99ドル)まで拡張できる。 料金など(Google)5GB無料 Google Drive
  • UI(ユーザーインターフェース)が、日本語化されている

  • 閲覧可能なファイルフォーマットは30種類以上、OCRによる文字認識・検索も。Officeだけでなく、Adobe Illustrator、Photoshop、PostScript、Apple Pages、ZIP、RAR、画像はJPEG、PNG、GIF、TIFF、BMP、動画ではWMV、FLV、AVI、MPEG4、3GPP、MOV、MPEGPSに対応。また、開発初期段階だがGoogleの画像認識技術によって、写真中の建物や景色から検索もできる。

  • Gmail、Google Docs、Google+と統合されている。Google Drive中のファイルは「添付」する必要がない。単にリンクを送信するだけで、相手のGoogle Driveに最新版ファイルが反映される。Google+での共有も同様。また、Google Docsドキュメントはその場で編集でき、共有を許可したユーザーと共同編集を行うこともできる。ファイル共有時に、相手に許可する操作を表示・編集・コメントの書き込みといったレベルで設定できる。フォルダーごとに公開・共有することも可能

  • バージョン管理機能が利用できる。全ファイルの変更内容が記録されているため、30日以内であれば古いバージョンを表示、元に戻すことができる。また、ファイルを選択しておけば、そのファイルに限り永久に古いバージョンを保存しておくことも可能。

  • 開発者向けにGoogle Drive SDKが公開されていて、これを使ってサードパーティがGoogle Drive対応アプリケーションを開発できる

Google Drive の気になる点

 気になる点としては、Google Drive を初めとして、Google アカウントを利用して Gmail、Youtube、PicasaなどGoogleの提供するあらゆるサービスを使用する場合、Google 利用規約に合意したことになります。Google Drive に限定した話ではないことをご理解ください。このGoogle 利用規約に注意が必要です。誤解が無いよう、利用規約の一節を原文のまま記載します。

    本サービス内のユーザーのコンテンツ

本サービスの一部では、ユーザーがコンテンツを提供することができます。ユーザーは、そのコンテンツに対して保有する知的財産権を引き続き保持します。つまり、ユーザーのものは、そのままユーザーが所有します。

本サービスにユーザーがコンテンツをアップロードまたはその他の方法により提供すると、ユーザーは Google(および Google と協働する第三者)に対して、そのコンテンツについて、使用、ホスト、保存、複製、変更、派生物の作成(たとえば、Google が行う翻訳、変換、または、ユーザーのコンテンツが本サービスにおいてよりよく機能するような変更により生じる派生物などの作成)、(公衆)送信、出版、公演、上映、(公開)表示、および配布を行うための全世界的なライセンスを付与することになります。このライセンスでユーザーが付与する権利は、本サービスの運営、プロモーション、改善、および、新しいサービスの開発に目的が限定されます。このライセンスは、ユーザーが本サービス(たとえば、ユーザーが Google マップに追加したビジネス リスティング)の利用を停止した場合でも、有効に存続するものとします。本サービスの一部では、ユーザーがそのサービスに提供したコンテンツにアクセスし、それを削除する方法が提供されることがあります。さらに本サービスの一部には、そのサービスに提供されたコンテンツの Google による利用範囲を狭める規定または設定があります。本サービスに提供するコンテンツについて、このライセンスを Google に付与するのに必要な権利を保有していることを必ずご確認ください。

Google のプライバシー ポリシーまたは特定の本サービスについての追加規定において、どのように Google がコンテンツを利用および保存するかに関し、さらに情報を入手できます。本サービスに関するフィードバックまたは提案をユーザーが送信した場合、Google は、ユーザーに対する義務を負うことなく、そのフィードバックまたは提案を利用することができます。

以上、Google 利用規約より引用

 解釈の仕方にもよりますが、Google にファイルをアップロードするとGoogleにライセンスを付与することになると読み取れます。使用はGoogleが提供するサービス、運営・プロモーション・改善・新しいサービスの開発にのみ限定されていますが、Google のサービスを利用する場合は、十分ご理解の上でご利用ください。

 なお、Dropboxの利用規約では、「お客様は本サービスを利用することにより、Dropbox に提出した情報、ファイル、およびフォルダ (総称して「お客様の素材」) を当社に提供することになります。お客様は、お客様の素材に対する完全な所有権を保持します。当社はお客様の素材に対する所有権を一切主張しません。本利用規約は、以下で説明するように、本サービスを遂行するために必要な限定的な権利を除き、お客様の素材の権利または知的財産権を当社に付与するものではありません。」となっています。

 また、SkyDriveを提供するMicrosoftの利用規約では、「当社がお客様にライセンス付与したマテリアルを除き、当社は、本サービスに関連してお客様が提供したコンテンツの所有権を主張しません。お客様のコンテンツは、あくまでもお客様のものです。また、本サービスにおいてお客様または他のユーザーが公開するコンテンツを、マイクロソフトが制御、検証、または承認することもありません。」となっています。

Google Drive、SkyDrive、Dropbox、iCloud の比較

各サービスを比較します。

Google Drive SkyDrive Dropbox iCloud
無料容量 5GB 7GB
2012/4までは25GBだった。期間限定で25GBまで無料アップグレード
2GB
紹介プログラム、カメラアップロード機能で容量アップ(備考参照)
5GB
追加容量 25GB: 月$2.49
100GB: 月$4.99
1TB: 月$49.99
...
16TB: 月$799.99
20GB: 年800円
50GB: 年2000円(
100GB: 年4000円
50GB: 月$9.99または年$99
100GB: 月$19.99または年$199
1TB以降:5ユーザにつき年$795、追加1ユーザにつき年$125
10GB: 年$20
20GB: 年$40
50GB: 年$100
1ファイルの最大サイズ 10GB 2GB 300MB(ブラウザ)
デスクトップ同期は無制限
25MB(無料)
または
250MB(有料ユーザ)
デスクトップ Windows / Mac / Chrome OS Windows / Mac Windows / Mac / Linux Windows / Mac
スマホ Android / iOS Android / iOS / Windows Phone Android / iOS / BlackBerry iOS
SDK公開
サードパーティーアプリ連携
あり
iOSアプリもある
あり
Androidアプリもある
なし なし
備考 Google検索、Google Docsで編集共有 Bing検索、Office系で編集共有 紹介プログラムで1人500MB、最大32人16GBまで、有料ユーザーは1人1GB、最大32GBまで追加可能。

モバイルアプリまたはデスクトップアプリ経由のカメラアップロード機能で500MBずつ、最大3GBまで追加の無料容量が得られる。
iOSと連携している

価格、容量的には、MicrosoftのSkyDriveが一番ですね。Androidの公式アプリも登場して、より使いやすくなっています。

次のページに続きます。



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