ウイルスバスターでスマホを守れ！～アンチウイルス編～

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ウイルスバスターでスマホを守れ！～アンチウイルス編～

［最終更新日］:2012/06/26

ウイルスバスターモバイル for Android

ウイルスバスターでスマホを守れ！～アンチウイルス編～

『ウイルスバスターモバイル for Android』は本当に不正アプリ・ウイルスを検知してくれるのか！？

まずは『ウイルスバスターモバイル for Android』をインストールして準備を整える。
インストールが完了したら、Androidの通知領域をチェックしてウイルスバスターが実行中になっていればOK

『ウイルスバスターモバイル for Android』の詳しい使い方はアプリレビューをチェックしよう。
ウイルスバスターモバイル for Androidのアプリレビューへ

インストール済みアプリのスキャン

まずは既に不正アプリがスマートフォンにインストールされていないかチェックしよう。

『ウイルスバスターモバイル for Android』を起動し、『不正アプリ対策』から『検索開始』をタップすると不正アプリのチェックが開始される。

ここで不正なアプリやウイルスが検知されたらショックだ・・・
待つこと1分程度、ウイルスチェックの結果を待つ。

・・・

よかった、スマホからはウイルスは検知されなかった！

テストウイルス「Zoner AntiVirus Test」

ここからが本番だが、まずは序の口。

『ウイルスバスターモバイル for Android』が有名なテストウイルス『Zoner AntiVirus Test』をウイルスとして検出するかを検証してみよう。

GooglePlayから『Zoner AntiVirus Test』選択して、インストールボタンをタップ

『Zoner AntiVirus Test』のダウンロードが完了し、インストー・・・・・！？

おっ！検知されたぞ！

手動でチェックしなくても、GooglePlayからアプリをインストールしようとしただけで『ウイルスバスターモバイル for Android』がチェックしてくれた！

ダウンロードしたアプリがウイルスや不正なアプリの可能性がある場合、インストールせずに削除する機能も付いているので、安心だ。

今回の『Zoner AntiVirus Test』はテスト用のウイルスアプリなので、実験用にインストールを行う。

『ウイルスバスターモバイル for Android』はウイルスや不正アプリと判断しても強制的に消去は行わず、ユーザの判断でインストールすることもできる。

前回はインストール時のスキャンだったが、既にインストールされている状態でも『ウイルスバスターモバイル for Android』はテスト用のウイルスアプリを検出できるのか？

『検索開始』から手動でのスキャンを行うと・・・・

しっかり検知された！
インストール後もしっかりと検出してくれたので、『Zoner AntiVirus Test』をインストールする前は「検出された脅威」は0個だったが、1個になっている。

そして検索結果にアプリ名がしっかりと表示されており、アプリ名の右に表示されている『ゴミ箱』のアイコンをタップして検知したアプリを削除することもできる。

GooglePlayで配信されていない、システムの脆弱性をつくアプリ

次にGoolgle Playでは配信されていない、野良アプリを検証してみよう。
今回テストするのはAndroidOSの脆弱性をついて書き換えてしまうアプリだ。

ではさっそく検証を開始！

野良アプリは、パソコンからSDカードへapkを保存して、ファイラーアプリからapkを指定してインストールする。

おおっ！検知したぞ！

『ウイルスバスターモバイル for Android』は野良アプリでも察知して、スマートフォンのセキュリティを守ってくれた。

ちなみに野良アプリが全てＮＧになっているのでは？
という意見もあったので、Androckで作成したアプリを野良アプリとしてインストールしてみたが、ブロックされることなく普通にインストールができた。

GooglePlay or 野良アプリに関わらずしっかりとアプリの危険性を検知してくれて、かなり優秀なアプリだ！

GooglePlayで配信されている権限が多めのアプリ

今までのテストは全てブロックしてくれたが、もしかして『許可が強めのアプリ』は全てブロックするんじゃないか？と思ったので、GooglePlayで配信されている権限が多めのアプリは検知するのか？？をテストしてみた。

『権限が多めのアプリ』とは権限を複数求めてくるアプリのことで、インストールする際にこの様に「個人情報」、「ストレージ」などの表記を見たことがあるだろう。

・個人情報
連絡先データの書き込み、連絡先データの読み取り

・ストレージ
SDカードのコンテンツを修正/削除する

これらは記載されているとおり、このアプリは「電話帳のデータを読み取ったり、書き換える事が出来ますよ！」、「SDカードのファイルを消してしまうことも出来ますよ！」という意味だ。

もちろん、カメラアプリがSDカードへの権限を持っていたり、ゲームアプリがインターネットに接続するなど、通常の動作に必要な権限もある。
権限が多いアプリが全て悪い訳ではないことを理解して欲しい。

だが、シューティングゲームなのに『個人情報』の権限を持っている。
動画アプリなのに『ショートメール送信』の権限を持っている...など本来の機能ではない権限を要求してくる場合は、個人情報の収集目的で作られたアプリもあるので、注意が必要だ。

では、『権限が多めのアプリ』は全てNGなのか？テストしてみよう。
上でキャプチャした画像はAndrockで用意した権限が多いだけのアプリ。

権限は多いが、電話帳のデータを外部に漏らしたり、勝手にSDカードのデータを削除したりはしない。
このアプリのインストールを『ウイルスバスターモバイル for Android』は止めるのか？？さっそくインストールしてみよう。

結果！！
『権限が多めのアプリ』をインストールしてみたが、『ウイルスバスターモバイル for Android』にはブロックされなかった。

念のため他のセキュリティソフトでもテストしてみたが、結果は同様にブロックされなかった。

今回のテスト結果で、『ウイルスバスターモバイル for Android』は単純に『権限が多い＝ブロック』では無く、しっかりとアプリの動作を見ているということが分かった。

権限が少なくても、不正なアプリであれば『ウイルスバスターモバイル for Android』はしっかりとブロックしてくれた。

『ウイルスバスターモバイル for Android』が不正なアプリから守ってはくれるが、便利なアプリもインストールする前には権限をしっかり確認してインストールしよう。

ウイルスバスターでスマホを守れ！～アンチウイルス編～まとめ

ニュースなどでスマートフォンからの情報流出という話題を多く聞くが、まだまだセキュリティ対策を行っていない人が多い・・

スマートフォンの『ウイルス』はどんどん増えて、さまざまなセキュリティアプリが出ているが、中には名ばかりで安心して使えないアプリもあった。
そんな中、今回テストした『ウイルスバスターモバイル for Android』は不正なアプリからしっかりスマホを守ってくれて、簡単設定で動作もサクサク軽快♪だった。

『ウイルスバスターモバイル for Android』は次に紹介する『リモートロック』や『リモート消去』など今回のアンチウイルス機能以外も備わっているパッケージなので、Androidのセキュリティ＝アプリで悩んでいたら『ウイルスバスターモバイル for Android』を試してみよう。